異世界スマホ11話はすごい
結論
全然やばくないしやばいって言ってる人間はなろう読み慣れてないだけ
以下蛇足
異世界スマホ11話がやばい、拷問、脳が溶けたような会話、問題点しかないと話題でした。
見たときからそんなにやばいか?と思ってたんだけど、12話見てもやっぱりやばいと思わなかったので記事を書きます。書きたいなーと思ってたんだけど機会を逃してたので。
11話のあらすじ
まあ色んな所で書かれてるんですけど、空中庭園見つけてマスターになって女の子が増えて正妻の余裕を見せつけて会議が行われる。終わり
見つけた/思いついた問題点について反論してみる
異世界スマホ11話、面白くなさすぎる、拷問すぎる
1話から雰囲気変わらないと思うので1話で切ってください。11話で拷問って思うなら1話ですら拷問だと思いますね…
目的がないまま話が進んでいく
ハーレムすぎない?
そういうアニメって最初の数話でわかってたしなんで11話まで見ていたのか疑問があります。それを承知で11話で公認ハーレム会議が開かれたのが意味不明で受け付けないって人にちょっとわかってほしいことがあって、あのハーレム会議、すごくないですか?
ユミナが正妻である余裕をもって、「わたしは正妻であって、正妻に提案されたことを実行してしまうと第二夫人以下になる」という暗黙の条件が存在する場を設けるんですよ。すごいですよ、これは。正妻でしか出来ないことです。
そして、望月冬夜に心酔しているエルゼ、リンゼ、八重はそれを実行するしかない(しないと将来的に離れる or 非公式な愛人になる)という勝ちしか見えない状況で仕掛けるというの、王女としての本能と教育を感じます。
すごいですよね、「穏やかだったり安心感があるから見続けてきた」っていう層に「安心できますよ」と言ってるんですよ、すごくないですか?つまり、彼女たちに明確な序列が出来て争いがなくなるんですよ。1位ユミナ、2位リンゼ、3位同列リンゼ/八重という、夫人の序列が明確になって順位争いの影での争いがなくなって、安心して放送されてるものを享受できるんですよ。ひどいというよりむしろ"やさしい"ですよね。
明確に序列を設定しているので、Re:ゼロとかそのあたりよりかなり大胆なことを行っていると思いませんか、これは拷問とかではないですよ。他の作品が敵とかイベントとかで誤魔化してベールにくるんで見ないようにしてるものを、全部剥いでありのままにして明確にしようとしてるの、すごいですよ。すごいとしか言ってないけど、これはほんとうにすごいですよ。
アニメ、基本的に書籍化されたものを使っているから、なろうの流行から3周遅れみたいなイメージあるんですけど、正妻の余裕を見せつけて公妾とか愛人とかしだしたのって1.5周前ぐらいじゃないですか?それを映像化したのがさすがだと思います。脚本家と原作者の勇気だと思います。後半失速しすぎ
いやなろうもので後半失速してないものあります?30話程度で完結するものでも普通に20話あたりぐだるんだしそんなものじゃないですか?
完結してるものならまるごと飛ばしても問題ない話をアニメ化したらああなって当然だなって感想だし、わざわざ指摘する事項でもない気がします。
これでよくない?
個人的には面白いというか、そんなに酷評されるか?とは思いました。
おもしろがって過剰に言ってるだけで実はそんなにパターンかなーと思ったので、そんなに言わなくていいんじゃないかなって…みんな色々言ってるのに何も思わなかったのがおかしいのかなと感性を疑ったんですが、やっぱり多様性だよなと思ったので「異世界スマホは悪くない」を主張します。
ひどいというか、拷問というより、前述したように逆に挑戦的な良いアニメだと思いました。
むすび
良いアニメ化だったと思いました。なんか色々言ってるひとはとりあえず ISUCA とか見るといいんじゃないかな…これでだめならビビッドレッド・オペレーションとかもハマるかもしれない。ささみさん@がんばらないはめっちゃ好き。
(正直拷問度ならキルミーベイベーのほうが高いと思った)